XPサポート終了とは?

Windowsを開発しているMicrosoftが、2014年4月8日に、Windows XPのサポートを終了するという発表をしました。
今までのOSの中で一番人気で、今でも愛用者は世界中にたくさんいるほど、見た目のデザインも機能性も素晴らしいものだったのですが、さすがにMicrosoftはもう新しいOSやソフトウェア開発に人員を割いていきたいようです。
終了するのはXPだけではなく、まだまだ根強いファンの多いOffice2003、Internet Explorer 6も、XPと同じ時期にサポートを終了します。

と思ってしまいがちなのですが、
実は「多くの人がそう思ってしまいがち」という部分には大きな落とし穴があるのです。。
XPのサポートというのは、「お問合せ」に代表されるサポートセンターにかける電話などのことではなく、
プログラムの問題点、脆弱性を、人知れずどんどん解決していってくれていたのです。
「Windows Updata」という言葉やポップアップが、人知れず働いてくれていたおかげで、私たちは安心してパソコン操作できていたわけです。
そのサポートが終了するということは、
街から頼もしい警察官達がいなくなってしまうということです。
「まあ警察なんていてもいなくても。」
「強い人っていっぱいいるし、その人がなんとかしてくれる...かも?」
「そういうのに関わらなきゃいいんでしょ?」
「セコ○入れてるし!」
というのが、今のあなたの現状です。
セコ○が入っているなら、駆け出しの泥棒は防げるかもしれません。
しかし、熟練の泥棒なら、セコ○が気づく前に盗み気づかれないまま出て行ってしまうでしょう。
印鑑も通帳も免許証も盗まれて売りさばかれてしまうかもしれません。
足取りは簡単には追えません。だって警察官がいないのですから。
危なそうな場所には近づかないようにしても、
たまたま駅で見かけたあなたを、目を付けてこっそり後をつけてくるかもしれません。
家の場所が分かれば悪さし放題です。ベッドの下に爆弾だって仕掛けられてしまうかもしれません。
こんな状況になっても警察官がいないのでどうにもできません。
繁華街で変な人に因縁を吹っかけられても、警察官がいないので誰もあなたを助けてくれません。
なんとかしてくれる...かもしれない「強い人」も、別の件にかかりきりで駆けつけることができません。
こういった事が、「自分には降りかからないだろう」と思っていたあらゆるトラブルが、
ある日を境にどんどん舞い込むようになってしまうということなのです。
ね、危険な感じがするでしょう?
XPサポート終了とは?について
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